乾癬 ドレス 着られないの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚を半年後に控えた30代女性です。全身性の乾癬でお悩みでした、症状自体は良くなったり悪くなったりで、病院で治療していましたが「結婚式でドレスを着たい!」とのことでご相談を受けました。
乾癬は、首筋やお腹・手足に広がっているとのこと。現状ではやや赤みがあるため、白いドレスから透けて見えてしまうようです。痒みもひどく、腕にひっかき傷もあり、我慢できないようです。
皮膚科にてステロイドを長期間続けているため、皮膚が薄赤くなり、また、粉が吹くため、通勤のための混雑した電車の中では本当に辛いとのことでした。
少しでも赤みを改善すること、赤黒さを改善することを考えました。日常の仕事もプレッシャーが大きい仕事のため、ストレスによって痒みも悪化するとのことです。
まずは洗剤と保湿剤の変更、会社で食べるピザや出前などから弁当への変更を指導しました。
その上で漢方の服用とボディーソープを変更してもらって3ヶ月。夜に痒みが出なくなり、上半身の目立つひっかき傷がとても落ち着きました。挙式に向かってもっと良くなるように、と頑張っておられます。
仕事を始め、一人暮らしになってからひどくなった乾癬。原因不明・治らないなどと言われる乾癬ですが、生活全般の注意や漢方などで心身の状態が改善する可能性があると思います。
もちろん、患者さんの生活習慣や頑張りにもかなり左右されます。一緒に頑張っていくことが大切かと思っています。
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